日本語入力キーボードは?

パソコンで原稿をかくときに、キーボードから日本語入力しますが、皆さんはどうしてますか。私は昔の機械式の英文タイプライタや、プログラミングで慣れたせいで、ローマ字入力しかできません。今この文章を入力しているパソコンもUSキーボードで、カナ文字はありません。カナ入力の方がタッチ数が少ないので、速く入力できるようです。確かに、たとえば手書きの原稿を横に置いて清書としてパソコンに入力するのであれば、速度の点では優れているのでしょう。しかし、文章を考えながら入力するとなると、速度は問題ではなく、自分の思考について行ければ、ローマ字入力でも十分です。頭の中で、日本語→ローマ字とするのは、思考の妨げになりそうですが、ローマ字入力に慣れたせいか、私にはまったく負担になりません。キーボード入力の速度にこだわるひとの中には「親指シフト」を勧めるひともいます。私はやってみたことがないので、その良し悪しはわかりません。結論として、ローマ字入力でもカナ入力でも、自分に使いやすい方法で日本語入力すればよいと思います。

どちらのキーボードを選ぶにせよ、大切なのはタッチタイピングです。キーボードに目を落とさず、画面を注視しながら入力しないと、それこそ思考が途切れます。ついでながら、タッチタイピングのことを「ブラインドタッチ」というひとがいますが、これは和製英語です。タッチタイピングは自転車に乗るのと同じで、一度できるようになれば、一生忘れません。無料の練習ソフトもあるので、まだできないひとはチャレンジしましょう。